
社員の声
Team Voices

設計士
Kさん(若手スタッフ)
若いうちから、自分の設計で勝負できる。
他社ではなく、この会社を選んだ理由
未来に強い分野で、設計者としての地力を鍛えたい。そしていつか、自分の会社を――。
そんな自分にとって、医療建築に特化したこの会社は、まさに魅力あふれる場所でした。
住宅設計を手がける事務所が多い中、医療施設専門の設計事務所はごくわずか。その分、ここでしか得られない専門性の高い経験を積むことができると判断し、応募しました。
今後の医療は、まさにライフライン。この領域で設計力を深めていくことが、長い目で見て自分のキャリアの大きな糧になる――入社した今も、その確信は変わっていません。
入社1年目で、人生が動き出した。
ここを選んで良かった一番の理由は、「若いうちから、自分の設計で勝負できる」こと。
入社して1年半ほど経った頃、初めて調剤薬局の設計を任されました。打ち合わせから図面作成、細部の調整に至るまで、先輩のサポートを受けながらも一貫して携わることができ、自分のアイデアがかたちになっていく過程に、強いやりがいを感じました。
そして、完成した建物を目にした時の施主様の満面の笑顔。「この仕事は人の役に立っているんだ」と、心から実感した瞬間でした。
難しさの先にある「やりがい」の瞬間
建築の仕事は、見た目を整えるだけではありません。空間の「抜け感」や「連続性」、人の動きや感じ方など、目に見えない要素まで設計に落とし込む必要があります。
たとえば、「この空間、なんだか落ち着く」「自然と視線が抜けていく」——そんな感覚的な心地よさを、言葉や図面だけで人に伝えるのは簡単ではありません。
特に、施主様に「なぜこの設計なのか」を伝えるとき、造形や寸法だけでは足りないことも多く、伝える技術と工夫が問われます。
だからこそ、この仕事には難しさと面白さが共存していると感じます。
言葉だけでなく、パースやたとえ話など、あらゆる手段を使って伝えることにこだわる。
なかなか伝わらなかった感覚が、ある瞬間ふっと共有されたとき、一気に空気が変わり、目の前にいるお客様の表情が変わる。
——その瞬間にこそ、この仕事の本当のやりがいが宿っていると思います。